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2011.09.29
[更新/お知らせ]
コンペティション国際審査委員決定!!

第24回東京国際映画祭 コンペティション国際審査委員長が、エドワード・R・プレスマンに決定いたしました!

 

プレスマン氏は1991年の第4回TIFFにて、ヤングシネマ・コンペティション1991審査委員長を務めており、今回が審査員として2回目のTIFFへの参加となります。

 

 

エドワード・R・プレスマン氏は、映画プロデューサーとして、これまでに80本以上ものワールドクラスの映画を製し、業界の著名人たちがそのキャリアをスタートする手助けをしてきました。

 

一連の作品には、オリヴァー・ストーン、テレンス・マリック、サム・ライミ、デヴィッド・バーン、キャスリン・ビグロー、アレックス・プロヤス、ブライアン・デ・パルマ、デヴィッド・マメット、アベル・フェラーラ、デヴィッド・ゴードン・グリーン、ジェイソン・ライトマン、チャン・イーモウ、ヴェルナー・ヘルツォークなどの監督による画期的な映画があります。

 

『ウォール街』(87)とその続編の『ウォール・ストリート』(10)『サンキュー・スモーキング』(06)『クロウ/飛翔伝説』(94)『アメリカン・サイコ』(00)『コナン・ザ・グレート』(82)『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』(92)『運命の逆転』(90)『地獄の逃避行』(73)などの良質な劇場用映画の製作に打ち込んでおり、インディペンデントとハリウッド・メジャーの双方で新境地を開拓するという流儀を30年に渡り、貫かれています。今後の作品には、メアリー・ハロンが監督する“The Moth Diaries”、『クロウ/飛翔伝説』のリメイク、フォレスト・ウィッテカーが監督/出演する予定のルイ・アームストロングの伝記映画、フィリップ・ノイスが監督する予定の“Bloodsport”などがあります。

 

www.pressman.com

 

コンペティション審査委員4名も決定しました!

キース・カサンダー

Kees Kasander

プロデューサー

 

profile

フィルム・インターナショナル(オランダ)の配給責任者として1978年に映画業界に入り、82年から85年にかけてロッテルダム国際映画祭のプロデューサーを務める。81年からはインディペンデント映画のプロデューサーとして世界各国で活躍し、これまでに50本以上の長編映画を製作してきた。ピーター・グリーナウェイとのコラボレーションは国際的な評価も高く、『コックと泥棒、その妻と愛人』(89)『ピーター・グリーナウェイの枕草子』(95)などの映画は商業的にも大成功を収める。オランダ国内ではアレハンドロ・アグレスティ監督『シークレット・ウェディング/待ち過ぎた恋人たち』(89)、ピーター・グリーナウェイ監督『プロスペローの本』(91)、ベン・ソムボハールト監督“Abeltje”(98)、『タイムクルセイド ドルフと聖地騎士団』(06)の各作品がオランダ映画祭最優秀映画賞を受賞。アレクサンドル・ソクーロフ監督“Elegy of a Voyage”(01)、フィリップ・ガレル監督『白と黒の恋人たち』(01)には共同プロデューサーとして参加している。『レンブラントの夜警』(07)は07年ヴェネチア国際映画祭でワールド・プレミア上映され、ふたつのイタリア芸術賞を獲得。アンドレア・アーノルド監督『フィッシュタンク~ミア、15歳の物語』(09)は09年カンヌ国際映画祭でプレミア上映され審査員賞を受賞。なお、この作品は10年2月に英国アカデミー賞(BAFTA)最優秀イギリス映画賞を獲得している。その他、最近のプロデュース作品2本がカンヌとヴェネチアでプレミア上映されている。現在、ピーター・グリーナウェイ監督の最新作“Goltzius & the Pelican Company”を製作中。12年にプレミア上映される予定である。

 

 

ファン・ビンビン

Fan Bingbing

女優

 

profile

14年以上に渡り、テレビから映画、そして再びテレビへ、さらにはプロデューサーとしても活躍し、常に人々を驚かせてきた。その成功への道は誰にも真似できるものではない。アジア的異国情緒あふれる容姿は、国際的な舞台で中国を象徴する存在となっている。中国最大の検索エンジン、百度(バイドゥ)で100万回以上検索された唯一の女優である。

2004年に“Cell Phone”で百花奨最優秀主演女優賞を最年少で受賞。07年、主演映画“Lost in Beijing”がベルリン国際映画祭にノミネートされ、同作品で第4回ユーラシア国際映画祭最優秀女優賞を獲得。さらに同年、“The Matrimony”で金馬奨最優秀助演女優賞を受賞。10年、主演映画『重慶ブルース』がカンヌ国際映画祭にノミネートされる。『ブッダ・マウンテン』では10年に東京国際映画祭最優秀女優賞、11年に第18回北京大学生映画祭最優秀女優賞を獲得した。

 

 

小林政広

Masahiro Kobayashi

映画監督

 

profile

1954年東京生まれ。フォークシンガー、脚本家を経て96年初監督作品『CLOSING TIME』を製作し、映画製作会社モンキータウンプロダクションを設立。ほとんどの作品が自身のオリジナル脚本による作品で、プロデュースも務めている。これまでに13本の長編作品を手掛け、『海賊版=BOOTLEG FILM』(99)『殺し』(00)『歩く、人』(01)『バッシング』(05)をカンヌ国際映画祭へ出品。『女理髪師の恋』(03)『愛の予感』(07)『ワカラナイ』(09)をロカルノ国際映画祭コンペティション部門へ出品。『愛の予感』では第60回ロカルノ国際映画祭最高賞の金豹賞、ダニエル・シュミット賞ほか4賞同時受賞。2008年にはロッテルダム国際映画祭、ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭で彼の特集上映が行なわれるなど特に海外での評価が高い。前作『春との旅』(10)では、作品賞、観客賞、最優秀監督賞ほか国内外で数多くの賞を獲得。

 

 

レイコ・クルック

Reiko Kruk

特殊メーキャップ・アーティスト

 

profile

長崎県諫早市生まれ。NBC長崎放送CM室に籍を置き、CF制作に携わる。1971年パリへ移住。化粧品会社ロレアルやゲランの商品開発アーティスティックアドバイザーを務めながら、75年、念願の映画、オペラ、演劇界へメーキャップデザイナーとして進出。77年、フランスでは当時未開発だった特殊メーキャップの分野を極めるため、パリに個人研究所「メタモルフォーズ」を設立し、その分野でのパイオニアとなる。

コンセプトから現場まで、その総合的な仕事の実績が欧米のディレクターたちとのコラボレーションの機会を多く生み、担当した長編映画は、ヴェルナー・ヘルツォーク、クロード・ルルーシュ、アルノー・デプレシャン、クロード・シャブロール、アンドレ・テシネ、クロード・ベリ、平山秀幸などの監督作品、50本以上を数える。
フレデリック・ミッテランの“Madame Butterfly(蝶々夫人)”では美術監督を務め、その他の分野でも多角的な表現を試みている。CFやPV、短編映画の監督も手がけ、ライフワークである<スキンアート>展をパリ、ケベック、東京、大阪、福岡などで開催。2011年、フランス文化・通信省フレデリック・ミッテラン大臣から芸術文化勲章オフィシエを贈られる。フランス国立映画センター(CNC)のプロフェッショナルライセンス保持者。

 

 

 

KEIRIN.JP本映画祭は、競輪の補助を受けて開催します。TIFF History
第23回 東京国際映画祭(2009年度)