Home > ニュース > ユニジャパン国際共同製作認定作品 アッバス・キアロスタミ監督『ライク・サムワン・イン・ラブ』 第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式招待決定
ニュース一覧へ 前のページへ戻る
2012.05.15
[更新/お知らせ]
ユニジャパン国際共同製作認定作品 アッバス・キアロスタミ監督『ライク・サムワン・イン・ラブ』 第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式招待決定

東京国際映画祭を開催・運営する公益財団法人ユニジャパンは、経済産業省と文化庁の支援により、国際共同製作認定(※1)を昨年度からスタートさせました。
 
2011年度は、ユニジャパンの認定を受けた13企画のうち、11企画が文化庁の「国際共同製作映画への支援」(※2)を申請し5企画が支援の対象に採択されました。
 
その初年度の認定作品の一つである、アッバス・キアロスタミ監督最新作ライク・サムワン・イン・ラブ』が、2012年5月16日(水)より開催される第65回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式招待されました。
現地時刻・5月21日(月)11:30-、22:00- より上映されます。
 
ライク・サムワン・イン・ラブ』 ”Like Someone in Love
Like Someone in Love

©mk2/Eurospace

2012年/109分/日本・フランス共同製作
監督・脚本: アッバス・キアロスタミ
出演: 奥野匡、高梨臨、加瀬亮
製作: ユーロスペース+mk2  
カンヌ国際映画祭公式上映日:5月21日(月) 上映時間:11:30-、22:00-(現地時刻)
作品解説:カンヌ国際映画祭でパルムドール、ヴェネチア国際映画祭でグランプリを受賞した世界的巨匠アッバス・キアロスタミ監督が、監督以外すべてのキャスト・スタッフに日本人を起用、舞台も日本で撮影した最新作。ほぼ無名の役者を起用するというキアロスタミ独自の演出方法で、夜は男性のエスコートをすることもある祖母想いの女子大生をめぐる愛情のすれ違いを描く。
 
 
ユニジャパン/東京国際映画祭では今後も、実写、アニメーションを問わず、国際共同製作に取り組む日本の製作者を応援し、より良い製作環境づくりに向けたサポート活動を続けてまいります。
 

(※1)ユニジャパン国際共同製作認定について
本認定制度は、昨年度より、経済産業省等が推進する国際共同製作に関連し、我が国の映画製作者の国際展開を支援推進するため、日本の製作者団体が参加する映画の国際共同製作のうち、(1)日本の製作者の海外市場獲得に寄与し、(2)文化交流・人材交流を通じた産業のグローバル化や文化の質的向上に寄与する国際共同製作かどうかをユニジャパンが審査し、認定する制度です。同じく昨年度に創設された文化庁支援において採用され、文化庁支援ではユニジャパンによる国際共同製作認定を受けていることが申請要件となっています。
・ユニジャパンWebサイト:unijapan.org/co-production/2012
 
(※2)文化庁支援について
従来、日本映画の製作に対する支援制度としては、文化芸術振興費補助金による「映画製作への支援」がありますが、平成23年度より、「国際共同製作映画への支援」が新設されました。本補助金制度の詳細(募集案内)は、以下の文化庁Webサイトより参照ください。
・文化庁Webサイト:www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/03eiga_sien/index
KEIRIN.JP本映画祭は、競輪の補助を受けて開催します。TIFF History
第23回 東京国際映画祭(2009年度)