10月27日（木）、アジアの風-女優＝プロデューサー杉野希妃　アジア・インディーズのミューズ『大阪のうさぎたち』上映時、杉野希妃さん、ミン・ジュンホさん登壇による舞台挨拶が行われました。

司会：ミンさん。たった今というか、数分前に成田からお着きになったところで、”お疲れ様です” という感じなんですけれども、一言お願いいたします。

ミン：みなさん初めまして、僕は韓国の俳優、ミン・ジョンホです。今日皆さんにお会いできて、本当にうれしいです。よろしくお願いします。

杉野希妃さん（以下：杉野）：皆さん、今日はお越しいただいてありがとうございます。杉野希妃です。この作品は、（3月11日の）地震の次の日に大阪で一日だけで撮った作品なんです。私は偶然出演することになりました。大阪アジア映画祭でたまたま監督と会いまして、その時に（監督が）カメラを持っていたので”何をしているの”と聞いたら、”映画を撮っている”と言うので、面白そうだねって言ったら、”出ますか？”ってことになってしまって・・・
それからなぜか製作まですることになったっていう不思議な展開で作られた作品です。その時の複雑な感情だったりとかっていうものが、ちらちら見えるかと思います。今日は楽しんでください。ありがとうございます。
 
イム・テヒョン監督がもともと参加される予定だったんですけれども、ご家族の事情で突然参加出来なくなってしまって、本当に皆様には申し訳ないということを言っておりました。その分、私とミン・ジョンホが一緒に盛り上げていきたいと思いますので、今日はよろしくお願いいたします。
テヒョン監督の奥様は今回制作に携わっているプロデューサーなのですが、本当に私と偶然がまた偶然を呼んで、出会った関係なんです。この半年間監督と奥様と色んなところで会って色々と話を詰めて、本当に監督と奥様の人柄にとてもすごく驚かされるというか、もう本当に出来ている方だったので、こうやって一緒に参加できないことが本当に残念です。