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2011.09.21
[更新/お知らせ]
9月21日、第24回東京国際映画祭記者会見が行われました!

2011年9月21日(水)、第24回東京国際映画祭の開催に先駆け、記者会見を行いました。

 

3月の東日本大震災を受け、人に夢と希望を与える素晴らしい芸術文化である映画を通して、喜びや感動、勇気を届け、日本の復興に貢献する為に「TIFF ARIGATOプロジェクト」の展開を発表。

 

今年は76カ国975本のエントリーの中から15本をコンペティション部門に選出。その審査委員長に、エドワード・R・プレスマンが決定いたしました。また、コンペティション部門以外にも全上映作品の発表を行いました。

コンペティション部門に日本映画として唯一出品が決定した『キツツキと雨』のゲストとして、沖田修一監督、役所広司さんが、そして第24回東京国際映画祭応援団として“TIFF BOYS”が結成され登壇しました。

 

第24回東京国際映画祭記者会見:

日時:9月21日(水) 14:00~15:00

 

場所:六本木アカデミーヒルズ49F タワーホール(港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー)

 

登壇者:

公益財団法人ユニジャパン 理事長 高井英幸
東京国際映画祭 チェアマン 依田 巽
公益財団法人ユニジャパン 事務局長 西村隆
東京国際映画祭 事務局長 都島信成

 

沖田修一監督(『キツツキと雨』より)
役所広司(『キツツキと雨』より)

 

TIFF BOYS(佐藤永典、竹内寿、牧田哲也)

(敬省略)

 

 

左より、依田チェアマン、沖田修一監督、役所広司、高井理事長

(C) 2011 TIFF

 

依田チェアマンコメント

東日本大震災があった本年も開催出来たことは、スポンサーをはじめ皆さまのおかげです。東京国際映画祭も今年で24回目を迎え、ホップ、ステップ、ジャンプと進めてまいりました。今年は何よりも作品力に力をいれるとともに、震災に遭われた方に少しでも映画の力で、勇気を与えられたらと映画祭を開催することに社会的意義を感じております。また、スマートフォン時代を象徴するFacebookをはじめとするソーシャルメディアを使い情報発信していこうと思っております。
コンペティションも975本も応募があり、昨年と比べると17%増です。公式OP作品として、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』、公式CL作品の『マネーボール』に加え、今年はアジアからも特別オープニング作品として『1911』が出品されるなど豪華ラインナップが映画祭を盛り上げてくれるでしょう。東京国際映画祭は、その年の最後に開かれる国際映画祭です。コンテンツ大国として中枢を担う映画祭なので、国際性をアピールするとともに、グリーン、環境、エコで特色を出しつつ、少しでも東京国際映画祭が認知されていくように努力したい。

 

出品作品を代表して『キツツキと雨』から、沖田修一監督と主演の役所広司さんが登壇し、TIFFに参加する意気込みなどを語りました。

 

沖田修一監督

コンペに選ばれたということで、とても興奮しております。出来上がったばかりの作品なので、こういった機会で皆さまにご覧いただけることは本当にうれしく思います。『キツツキと雨』は、企画の段階では、田舎町で映画を作るというところから、台本を進めていくうちに25歳の監督像が面白いなって思って、自分自身に近づいていった気がしました。

 

役所広司さん:

今年の東京国際映画祭は、例年とは違って特別な年になりそうな気がします。沖田監督は、初めてあった時、学生の様な監督さんだなと思いました。ただ、撮影現場では役者に頑張ってみんなで作り上げようという気分にさせる魔力を持った監督さんです。
まさに小栗君の役は、沖田監督だなぁと思いました。小栗君にとって現場に見本がいるのでうらやましい反面、やりにくい面もあるだろうなと。
小栗くんは、一生懸命沖田監督のことを研究して役に取り組む、いい俳優さんでしたね。

 

本日登壇することが出来なかった、小栗旬さんからのメッセージが沖田監督より紹介されました。

 

小栗旬さんより、メッセージ:

この度『キツツキと雨』が今年の東京国際映画祭への出品、とても嬉しく思います。この作品は、小さな村で映画を作る話です。まさに映画を作る人たちの集まる映画祭で上映されることは、とても意味のあることだと感じました。僕が演じた幸一の役作りは沖田監督がモデルです。沖田LOVE。

 

TIFF応援団として、若手俳優による“TIFF BOYS”が結成され、意気込みを語りました。

TIFF BOYS(代表して牧田哲也さん):はじめまして、TIFF BOYSです。今年はいつも以上に若い人に来てほしいです。“信じよう、映画の力”。

 

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