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2011.11.02
[更新/お知らせ]
色々な人とどこかでつながっていると感じました――10/28『明日に架ける愛』舞台挨拶

明日に架ける愛


 
ゲスト
八千草薫(女優)
市井紗耶香(女優)
アレックス・ルー(俳優)
倉木麻衣(歌手)
香月秀之(監督)
 
●動画を見逃した方のためのテキスト版:
市井紗耶香:一生懸命働きながら、子育てをしているという、“悠子”の役柄にものすごく重なる部分が大きくて、私自身子供が二人いますが、子供を育てながらお仕事をするのって、そんなに簡単に行くわけでもなくて、子供を育てるのってものすごく大変なことですけれども、子供自身から教わることもあって、日々そういうことも感じますし、今回この映画を通じて、子供の大切さ、愛おしさをすごく実感できたなって、改めて思います。
 
アレックス・ルー:日本語のセリフの発音とかアクセントを完璧にするのは、大変です。。。(笑)
でも皆さんのおかげで、最後まで何とかやり遂げました。ありがとうございます!
 
八千草薫:この映画の中で、「子供を育てることは、命をつないでいくことなんだよ」っていう私のセリフがあったのですけれども、それがとても心に残っておりまして、私たちは気がつかないでいるだけかもしれないと思うんですけれども、色んな人とみんなどこかでつながっているのではないのかっていう気がします。
中国の方も、肌の色も似ているし、顔立ちも似ているし、やっぱりどこかでつながっているんじゃないかと、そんな風に思っています。
 
香月秀之監督:この映画の企画者であります、小鹿さん(エグゼクティブプロデューサー小鹿康光さん)のお母さんの話しをききました。
そのお母さんというのは中国残留の日本人孤児だった方で、子供のときに敵国である日本の子供にも関わらず、中国の方に大変大切に育てられたという実話をききまして、子供を育てるということは民族とか国境とかを越えて、命をつなでいくことなんだろうなと思いまして、この脚本を書きました。
 
主題歌を唄う倉木麻衣さんが登壇!
 
倉木麻衣:(今回の主題歌は)主演のアレックス・ルーさんとデュエットさせていただきました。北京のとても大きな“鳥の巣スタジアム”というところで歌わさせていただいて(※)、とても緊張しました。アレックスさんが歌うこと自体も初めてだということでしたが、それを感じさせないくらい本当に素敵で堂々とした姿を見て、今回の歌のような「Brave your heart」という気持ちにさせていただきました。(会場にいた)中国の皆さんもそういった想いを感じていただけたんじゃないかな、と思います。

※2011年9月25日“鳥の巣スタジアム”(北京国家体育場)で開催された「中日韓友好音楽祭」に出演されました。

 
明日に架ける愛

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