アメリカ現地時間11月30日、アメリカ・ユタ州で開催されるサンダンス映画祭2012に、第24回東京国際映画祭 日本映画・ある視点部門にて作品賞を受賞した『ももいろそらを』が、「ワールドシネマ・ドラマティック・コンペティション」部門に正式出品されることが発表されました。
 
インディペンデント映画の世界最高峰と言われ、毎年アメリカ・ユタ州で開催されているこの映画祭は、俳優ロバート・レッドフォードが主催していることで有名です。
この映画祭出身の監督としては、コーエン兄弟やクエンティン・タランテーノ、ジム・ジャームッシュ等の著名監督が名を連ねます。
 
モノクローム映像と共に高校生の心情を自然体で描く青春の一篇『ももいろそらを』。
これまでミュージックビデオ、ＴＶ、ＣＭ等を手掛けた小林啓一監督の初監督作品です。
TIFFでの受賞からたった2ヵ月での海外映画祭デビューに、小林啓一監督は「本作が様々な国と地域で観てもらえるチャンスをいただき大変光栄に思っています」と語りました。
日本映画初となる受賞に期待がかかります。
 
第24回東京国際映画祭
日本映画・ある視点　作品賞受賞作品
『ももいろそらを』

監督：小林啓一
プロデューサー：原田博志／題字：土屋浄／製作担当：松嶋翔／マネージメント：宮﨑紀彦
 
キャスト：
池田 愛
小篠恵奈
藤原令子
高山 翼
桃月庵白酒
 
2011／日本語／113min/モノクロ／ステレオ／HDCAM(16:9)／製作：マイケルギオン
 
サンダンス映画祭’12　オフィシャルサイト（英語）
サンダンス映画祭出品作品のニュース：ページ中程に「WORLD CINEMA DRAMATIC COMPETITION」部門の一覧があります。（英語）