作品解説
“劇画の父”辰巳ヨシヒロの自伝的な諸作をシンガポール映画の旗手エリック・クーがアニメーション化した話題作。哀愁に満ちた庶民の姿から戦後日本が浮かび上がる。別所哲也が声優として6役を演じ分けている。カンヌ11ある視点部門出品作。
アジアの風-中東パノラマ
最優秀アジア映画賞候補作品
TATSUMI
TATSUMI [ TATSUMI ]
監督:エリック・クー(邱金海)
10/23 21:20- 10/26 20:10-
© 27 Productions Pte Ltd
96分 日本語/英語 Color | 2010年 シンガポール |
作品解説
“劇画の父”辰巳ヨシヒロの自伝的な諸作をシンガポール映画の旗手エリック・クーがアニメーション化した話題作。哀愁に満ちた庶民の姿から戦後日本が浮かび上がる。別所哲也が声優として6役を演じ分けている。カンヌ11ある視点部門出品作。
あらすじ
戦後占領下の日本。若い辰巳の漫画への情熱はついに彼の貧しい家族を支える手段にまでなる。10代ですでに作品が出版されていた辰巳だが、崇拝していた手塚治虫と実際に出会ったことから、さらに創作意欲を触発される。順調な成功の裏で、辰巳は日本の漫画が、なぜ可愛くおもしろおかしいストーリーと描写で子供におもねるのかに疑問を感じ始める。1957年、辰巳は「劇画」(ドラマチックな画)という新しい言葉を生み出し、大人向けの別ジャンルを広めることで従来の漫画を再定義する。辰巳の作品は人生のよりシリアスな部分を捉え始める…。
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen7
10/23 21:20 - 23:11 (本編96分)
ゲスト(予定):エリック・クー(監督/プロデューサー)、別所哲也(声の出演)
前売鑑賞券 ¥1300(税込) 当日券 ¥1300(税込)
当日学生割引あり \500(税込・劇場窓口のみ)
チケットの販売は終了しました。
TOHOシネマズ シャンテ Screen2
10/26 20:10 - 21:46 (本編96分)
前売鑑賞券 ¥1300(税込) 当日券 ¥1300(税込)
当日学生割引あり \500(税込・劇場窓口のみ)
チケットの販売は終了しました。
※Q&A、舞台挨拶、上映の日時は変更が生じる場合がございます。登壇ゲストや終了時刻は変更となる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
※前売券は、電話、インターネット、コンビニエンスストア(セブン-イレブン、サークルK・サンクス、ローソン)、プレイガイドで、先着順にご購入いただけます。
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長編処女作『ミー・ポック・マン』(95)で世界の映画界にシンガポールの名を刻む。2作目の長編『12階』(97/TIFF97上映)はシンガポール映画として初めてカンヌ国際映画祭で上映された。3作目の長編『一緒にいて』(05/TIFF05上映)は2005年カンヌ国際映画祭監督週間オープニング作品に選ばれる。『私のマジック』(08/TIFF08上映)は08年カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映された。
別所哲也
辰巳ヨシヒロ