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2011.10.27
[活動/取り組み]
「東京国際映画祭 in 仙台」 10/25(火)特別上映会を実施しました

「東京国際映画祭 in 仙台」特別上映会実施の報告
東京国際映画祭 in 仙台

©2011 TIFF

 
2011年10月25日(火)、仮設住宅にお住まいの方を含む、仙台地区在住の皆様をお招きした「東京国際映画祭 in 仙台」特別上映会を、MOVIX仙台にて開催いたしました。応募総数は1,781名、そのうち約700名の当選者が来場し、新作映画4作を楽しみました。
 
■ 開催日:
10月25日(火)
 
■会場:
MOVIX仙台(宮城県仙台市太白区長町7丁目20−15)
 
■ 上映作品/登壇者
13:00- 『ハルのふえ』@シアター8 (舞台挨拶):戸田恵子さん、野沢雅子さん
15:20- 『ステキな金縛り』@シアター7 (舞台挨拶):西田敏行さん、三谷幸喜監督
17:00- 『カイジ2 〜人生奪回ゲーム〜』@シアター8
19:10- 『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』@シアター7
※ミラ・ジョヴォヴィッチのビデオ・メッセージ付上映
 
やなせたかしさん原作のアニメーション『ハルのふえ』では、上映後、多くの子どもファンが詰めかける中、声優を務めた野沢雅子さん、戸田恵子さんが登壇。
東京国際映画祭 in 仙台

©2011 TIFF

野沢さんは「生き物である以上は全部同じ気持ちだなと思った。人間が忘れがちなことを教えてくれるような原点」と本作を称え、戸田さんはやなせたかしさんの「大人の方にもぜひとも見ていただきたい。じんわりほっこりする気持ちが皆様に伝わり、癒されるのではないか」というメッセージを伝え、仙台の子どもたちが野沢さん、戸田さんを囲んで行われたフォトセッションでは、文字通りほっこりとした雰囲気に場内が包まれました。
東京国際映画祭 in 仙台

©2011 TIFF

 
ハルのふえ』の舞台挨拶では、東京国際映画祭都島信成事務局長と仙台市市民局文化スポーツ部・武田 均部長が登壇、都島より「映画祭ができる事は映画を見ていただく事、この上映会をきっかけにもっと映画を沢山見て欲しい」「被災地で映画の巡回上映を展開する『シネマエール東北』をサポートしている」旨の話があり、続けて武田部長が、奥山恵美子仙台市長のメッセージ「人々が人らしく生きていくために、夢や希望が必要です。そのために文化の力が欠かせません。今日、映画という文化の力で、ここにお集まりの市民の皆様が、また一歩進む希望を得られるとすれば、私にとっても大変な喜びでございます。さあ、明日からまた一緒に、前を向いて歩いていきましょう」(抜粋)を読み上げました。
東京国際映画祭 in 仙台

©2011 TIFF

 
ステキな金縛り』では、上映後、主演の西田敏行さん、三谷幸喜監督が登壇。三谷監督は「映画というのは、映画館でこうやってみんなで一緒に見る事で何倍も面白くなると思います」と話しました。
東京国際映画祭 in 仙台

©2011 TIFF

西田さんは「僕の子どもの頃の情操というのは映画館で育くまれたと言っても過言ではありません。それくらい父と母に映画館に連れて行かれました。何でも、どん欲に見ました。学校のいつも怒っている先生が『二十四の瞳』を見ている時にぼろぼろ泣いている姿を見たり、人間は心の中にいろいろなものを持っているのだと、子ども心ながらに知りました。これはぜひお子さんたちに見てほしい。みんな元気を取り戻してほしい。映画というものは本当にすばらしい力を持っていると確信している」と熱く語りました。
東京国際映画祭 in 仙台

©2011 TIFF

 
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』では、主演のミラ・ジョヴォヴィッチさんからの心のこもったメッセージ「どの映画を作っても日本に来るくらい日本が好き」「大変な時期だからこそ、愛をこめてこの映画を届けたい」が披露されました。
 
 
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