10月24日(月)、『レッド・ティアーズ~紅涙~』のゲストによる舞台挨拶が行なわれました。観客の皆様にたくさんの花束が贈られ、楽しい雰囲気の中舞台挨拶が開始されました。
©2011 TIFF
■ 日時・場所
10月24日(月) 13:20~ @TOHOシネマズ六本木ヒルズScreen 5
■ 登壇者
倉田保昭(企画/製作)、辻本貴則(監督/脚本/撮影)、加藤夏希(女優)、石垣佑磨(俳優)、中村浩二(俳優)
倉田保昭さん: 今日はお忙しいところありがとうございます。『レッド・ティアーズ~紅涙~』、どうぞご期待下さい!
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辻本貴則監督: 月曜日の昼という非常に厳しい時間の中、隅の隅まで座っていただいてありがとうございます。アクション映画が好きで映画を始めたのですが、まさかまさかの倉田保昭さんと一緒にお仕事ができて、そしてジャンル映画に正に相応しい女優さんに来ていただいて、そしてようやく石垣君と一緒にお仕事ができて、中村さんと倉田さんの師弟対決が見られて、非常に満足しております。僕の満足感がたっぷり出ている映画になっていますので、是非見てください。
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加藤夏希さん: 今日はお忙しい中お越しくださいましてありがとうございます。今回主人公の紗代子役をやらせていただきました。アクションもすごいですし、サスペンス要素とホラー要素と恋愛要素と、盛りだくさん詰まった作品になっています。そして日本人には大満足であろう特撮と・・・いっぱい詰まっています。
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石垣佑磨さん: 僕は今回辻本監督に呼んでいただいて、この撮影に参加したんですけども、かつて『斬~KILL~』という映画で監督と一緒にお仕事させていただいた時も今回のように東京国際映画祭のグリーンカーペットを一緒に歩かせていただいて、それからのつながりだったのですが・・・夏希ちゃんとは昔『バトル・ロワイアルII』という映画で一緒に戦った中であり・・・今回倉田さんは本当に初めてで、ずっと僕が子どもの頃から、格闘技をやる前から憧れていた日本のアクションスターさんと一緒にお仕事ができると楽しみだったので、かなり気合が入って撮影しています。たぶん見たら今までになかったような日本映画というかホラー映画というか、バンパイヤものになっているじゃないかなと思います。
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中村浩二さん: 僕が出ているシーンというのはほとんどファイトシーンです。それで倉田さんとスクリーン上で戦えるということで、いつも緊張感と、やり終わった後に成長を感じると、毎回そういう気持ちにつながっていくんですけども。やはり日本のアクション界に少し風穴を開けたい、というつもりで頑張って作りました。
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-今回何故このようなアクション映画を?
辻本貴則監督: 前から女性主役のアクションものを作りたいというのがありましてね。日本では“志穂美悦子さん“というアクション女優がいまして、私も3本くらい一緒にやったんですが、それ以来女性と対等に戦って、甲乙つけがたいと言いますか、そういう女優さんがいなかったものですから、今回夏希ちゃんと本当に戦って、素晴らしいアクションをしてくれて、大満足です。
加藤夏希さん: 他の作品でアクションを、例えば『バトル・ロワイアルⅡ』もそうですけど、その時にアクションの訓練とかはあったのですが、今回はガチンコでした・・・でも安心してアクションができる環境でしたね。
-そんな中でラブのパート、美しいところを石垣さんが担ってくださいましたよね?
石垣佑磨さん: 美しかったかどうかは分かりませんが純粋に、一途と言いますか・・・夏樹ちゃんとは面識もあるし、共演回数も多かったから、変に照れていましたね。そういうときめくと言いますか純粋になれる部分・・・残酷なシーンがある映画だからこそそういうシーンが重要になる映画です。僕の役柄がストーリーテラー的なポジションだったから、色々な人と共演することころがあったので、それぞれのキャラクターとお芝居することは大事にしていました。
-今回師匠である倉田監督から学ぶことはありましたか?
中村浩二さん: 師匠は国際的に有名なアクション俳優ですので、僕もそれに続きたいなと思いながら日々努力しています。やはりカメラ前に立つと、気持ち的に負けちゃいけないと思いながら、できあがりを見ると何かしらまだまだと感じる今日この頃です。