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2011.10.19
[更新/お知らせ]
10/19詳細追加:10月22日(土)開催 映画人の視点「JUZO AGAIN(オールナイト)」詳細発表!!

●映画人の視点「JUZO AGAIN(オールナイト)

©伊丹プロダクション
 
1984年から1997年にかけて、数々の話題作、ヒット作を世に送り出し、その卓越した観察力と発想力から、国内外の映画作家に影響を与えた伊丹十三監督。彼の名「十三」と同じく没後13年の時が経った今、氏を偲び、日本映画界に残した多大な功績を振り返るとともに、その色褪せることのない傑作を上映。
 
会期:10月22日(土) 22:00開演 オールナイト 05:45終演予定
会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン7
料金:前売・当日¥2500 学生のみ当日¥500
 
【カンファレンス】
ゲスト(予定):

宮本信子(女優)

映画『お葬式』(84)以降、全伊丹監督作品に出演。『マルサの女』(87)ではシカゴ国際映画祭最優秀主演女優賞、第11回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、キネマ旬報報道主演女優賞、など同年の映画賞を多数受賞。伊丹監督を公私に渡り、支え続けた女優・宮本信子さんとともに伊丹監督全作品を振り返ります。

 

本多俊之(音楽家) 撮影:稲越功一

日本を代表するサックス奏者であり、作・編曲家。TVドラマ、CM、映画、クラシック音楽まで多才な才能を発揮し、映画『マルサの女』では日本アカデミ-賞最優秀音楽賞を受賞。誰もが一度は耳にしているあの名曲!「マルサの女」を二十代にして作曲した天才音楽家・本多俊之さんに、伊丹映画の音楽制作秘話を語っていただきます。

 

糸井重里(コピーライター)

「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰であり、広告、作詞、文筆、ゲーム製作など多彩な分野で活躍中。近作に『羊どろぼう。』『ブイヨンの日々。』『黄昏』など。第1回伊丹十三賞の受賞者であり、主宰する「ほぼ日刊イトイ新聞 http://www.1101.com/ 」上で、伊丹監督に関する対談を宮本信子さんと展開されている糸井重里さんに、独自の視点から才人・伊丹十三について語っていただきます。

 
 
モデレーター:田中文人(TIFF作品部)
 
 

アシスタント:田崎恵美(映画監督)

『アンナと二階の部屋』(09)で第3回TOHOシネマズ学生映画祭ショートフィルム部門グランプリなどを受賞。続く長編作品『ハイランド』(09)で第22回東京学生映画祭グランプリなどを受賞。『ふたつのウーテル』(10)では日本人として46年ぶりに第64回カンヌ国際映画祭 短編コンペティション部門で正式上映という快挙を成し遂げた期待の若手女性監督。

 
 
【スクリーニング】
上映:
『ゴムデッポウ』(62)

©1962 ITAMI

作品解説
映画『お葬式』製作から20年以上前となる1962年。当時29歳の伊丹十三が、伊丹一三名義で監督した初監督作品。上映される機会が非常に少ない、まさしく“幻”といわれた作品がスクリーンによみがえる。
監督:伊丹一三
出演:市村 明、伊丹一三、原田清悟、ほか
 
『マルサの女』(87)

©1987伊丹プロダクション

作品解説
税務署のヤリ手調査官・板倉亮子。ある日、彼女はラブホテルのオーナー・権藤に目を付け、調査を開始する。だが彼は一筋縄でゆく相手ではなかった。そんな中、亮子は国税局査察官≪マルサ≫に任命される…。サスペンスを縦軸に、ヒューマンなドラマを横軸に織り込み、豊かな映画世界を作り出すことに成功した伊丹映画の大ヒット作。
監督:伊丹十三
出演:宮本信子、山﨑努、津川雅彦、ほか
 
『あげまん』(90)

©1990伊丹プロダクション

作品解説
捨て子だったナヨコは老夫婦に育てられ、やがて芸者の道に進む事になった。一人前の芸者となった彼女は、僧侶の多門院に水揚げされ一緒に暮らすようになる。多門院はめきめき出世するがやがて病死。その後…。“あげまん”とは上昇運を意味する言葉。ここでは男にツキをもたらす女として使われ、この映画によって流行語として、広く知られる言葉となった。
監督:伊丹十三
出演:宮本信子、津川雅彦、島田正吾、ほか
 


 
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