第24回東京国際映画祭に参加した映画人の皆さまからいただいた、TIFFに参加した感想などのコメントをリレー形式にて紹介します。
第2回は、第24回TIFF TOYOTA Earth Grand Prix受賞、アジアの風部門スペシャル・メンション 『鏡は嘘をつかない』のカミーラ・アンディニ監督です。
カミーラ・アンディニ監督はガリン・ヌグロホ監督の娘さんでもあります。
Q:TIFFに参加していかかでしたか?
カミーラ・アンディニ監督:以前から日本を訪れたい、東京国際映画祭に参加したいと思っていたので、この場に来ることができて本当に嬉しく思っています。
というのも、実は私の父も映画監督で、東京国際映画祭で2度賞をいただいている(※)のです。区全体を挙げてサポートしているこの映画祭で私の映画を見てもらうことで、
エネルギーや勇気をたくさんもらいましたし、もっと多くの映画を作りたいと思いました。
Q:第24回TIFFのキャッチコピーは「信じよう。映画の力。」でした。これまでにアンディニ監督が感じた「映画の力」はありますか?
カミーラ・アンディニ監督: まさに今、映画の力を強く感じています。私の映画は、インドネシアの少数民族を描いた作品です。
私は映画の力を使って、彼らの話をここ、東京に伝えることができました。正直、このコミュニティについて詳しく知っている人はあまりいませんが、この映画によって、今は皆さんが彼らの暮らしを知ってくれるのです。まさに映画の力だと思います。
私はこの「信じよう。映画の力。」というスローガンが本当に好きです。すべての映画人にとって、重要なことだと思います。
TOYOTA Earth Grand Prixトロフィーを持つカミーラ・アンディニ監督
鏡は嘘をつかない
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受賞者記者会見
10/23 アジアの風『鏡は嘘をつかない』 Q&A
コメント・リレー一覧:
第12弾 『U.F.O.』コン・グィヒョン監督&パク・サンヒョクさん&キム・チャンファンさん
第11弾 『ひとつの歌』杉田協士監督
第10弾 『J.A.C.E./ジェイス』メネラオス・カラマギョーリス監督&アルバン・ウカズさん&ケヴィス・パチョスさん
第9弾 『嘆き』モルテーザ・ファルシャバフ監督&シャドメ・ラスティン プロデューサー
第8弾 『キツツキと雨』沖田修一監督
第7弾 『ガザを飛ぶブタ』シルヴァン・エスティバル監督
第6弾 コンペティション審査委員、『ギリギリの女たち』小林政広監督
第5弾 『避けられる事』エドモンド・ヨウ監督
第4弾 女優/プロデューサー杉野希妃さん
第3弾 アジアの風審査委員、『歓待』深田晃司監督
第2弾 『鏡は嘘をつかない』カミーラ・アンディニ監督
第1弾 『ももいろそらを』小林啓一監督